top of page
時忘舎

考える事

更新日:3月3日

あっという間に12月.

つい先日の定休日には11月の墓参りを済ませたばかり、次回のお参りは1年のご報告と考えると何だかんだと早いものです.

知恩院の奥にある墓へ、時忘舎から青蓮院の前をとおり大きな楠を仰ぎ見ながら歩いてまいります.


小さなころから通る道の光景も、表通りは徐々に界隈の雑踏に呑み込まれつつあるように感じます. 楠の大木の下まで来て、その大きな枝を広げる神々しい姿を見るととてもホッとします.



変わりゆくものと変わらないもの、いつの世にも変化はつきものですが、決してその取捨選択を誤ってはいけないポイントが所々にあるのではないかと思います.


身軽になる為の安易な取捨選択を行い続ける事は、とても危険のような気がします. 我々の世代で無くすという事は、次世代、その次の世代はこの世に存在する事すら知らないという事になる. 後世が迷った時に、「道しるべ」を示せるように、責任をしっかりと背負って「取捨選択」をしていきたいものだと感じます.


そんな事を考えながら、紅葉も楽しみつつ遅い墓参りをするのでした.


4月からスタートして皆様に支えられてあっという間に12月.

お1人お1人に見守られ進んで参ることができました、心より御礼申し上げます.


「次世代に遺す場所」として正しい方向に進めているのか、自分の未熟さを改めながら「共に考える」場所を作れているのか、沢山の課題を念頭におきながらも今年1年を無事に終えたいものです.


カフェ&サロンの年末は12月28日(木)まで営業、来年は4日(木)より営業をいたします.


どうぞ引き続き時忘舎を宜しくお願いいたします.


閲覧数:62回

最新記事

すべて表示
bottom of page