今宵の西の空は紅かったですね.
ほんのりと紅い光を浴びた宵越しの風景は幻想的.
きれいだな~と思っているとみるみる内に光は薄暗い空に吞み込まれていきます.
こんな光景を「綺麗だな」と思える瞬間は生きている間にどれだけ体験できるのかな~と思うと、幸せだなと思います.
戦火の中にいる人たちは残酷な「赤」や「光」を見なければならなかったり、そんな中でぼんやりと自然の美しさを感じられたかつてを思い、またその日が来ることをどれ程待ちわびてられる事だろうなとふと思いがよぎるのでした.
風景を愛でるという事、平和なればこそ.
残酷な赤では無く、美しい紅を見られる日が早く訪れますように、戦争が一刻も早く終わりますように....